家事や育児をしながら、空いた時間を有効活用して少しだけ働きたいと思っている主婦の方は多いと思います。
そういった場合、フルタイムで週5日しっかり働くよりパートタイムを選択すれば、時間や心に余裕を持ちつつ、無理なく働くことができますね。
パートの志望動機に「家から近いから」って書いていいの?書き方例文も紹介
子育てがひと段落して、久しぶりに社会復帰したい!まずは履歴書を用意するでしょう。
そんな時困るのが、志望動機の書き方ではないでしょうか?


理想は「以前この業界で働いていたから」や、「この仕事に興味があったから」と書ければいいのですが、
実際は「家から近いから」「時給がいいから」「仕事がラクそうだから」等々だと思います。
パートとはいえ、志望動機を正直に書いて採用されなかったら・・・と思うと、なかなか本音は言いにくいものです。
志望動機を正直に「家から近いから」と書いても、面接に受かるのでしょうか?
経験から断言します、書いてOKです!むしろ有利に働くと思われます。
というわけで、パートタイムの面接ではどんな志望動機が採用されやすいのかを、採用者の目線に立って、ポイントを押さえて説明していきます。
パートの定義って何?
パートとは、「パートタイム」や「パートタイマー」の略称です。
一週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者の一週間の所定労働時間に比べて短い労働者の事を指します。
「パート」「アルバイト」「嘱託」「契約社員」「臨時社員」「準社員」これらは呼び方は違っても、この条件に当てはまれば、パートタイム労働法の対象となります。
つまり、勤務先の正社員より短い時間の勤務であれば、すべてパートタイム労働者と呼ばれるのです。
パートとアルバイトの違いとは?
では、パートとアルバイトはなぜ別々に募集されているのでしょうか?
この2つに法律上の違いはありません。一般的にパートは朝、子供や夫を送り出した後の「主婦」が働きやすい早朝〰夕方にかけて、アルバイトは学校帰りの「学生」や「フリーター」が働きやすい夕方〰夜にかけてを想定しているようです。
また、主婦は子供の体調不良や学校行事のため、急な休みを取らざるを得ない場合があります。それを理解したうえで、採用をする事業者が多くあります。
シフトの融通が利きやすいアルバイトの方が、パートよりも時給が高い傾向にあります。
パートの志望動機に「家から近いから」はアリなの?
では、正直に「家から近いからこの職場を選びました」と志望動機を書くのは良いことなのでしょうか?
答えは
「採用に有利となる、ただしそれ以外の理由を付け加えるのがベター」です。
家から通いやすい距離ということは、職場から遠い人よりも、天候や電車遅延などのトラブルを受けにくいという利点があります。
大雨や積雪、台風など、日本には多くの自然災害が起こります。すると電車が止まる、遅延する、車が渋滞するなどをして、仕事に間に合わなくなってしまいます。
そんな時、徒歩や自転車で通える距離に家がある人材は、職場にとってとても重宝します。
実際、私は家から通いやすい職場を選ぶことが多いのですが、歩いて行ける距離のため、天災による遅刻や欠勤がほとんどありません。
また、通勤時間が少ないので自分の時間が多くとれることが、モチベーションを保ちつつ長く働ける理由になっています。
職場にとっては、急なシフト変更や人員不足の心配がなくなります。
その安心感からか、家から近いことをアピールしたほうが、採用率は高くなると感じています。
ただし、家から近くてラクだからという理由ではあまり印象が良くありません。
家が近いことでこんなメリットがある、というように書きましょう。
例文
・自宅から近いため、通勤時の負担が少なく、安定して長く働くことができます。
・小さい子供がおり、保育園を利用しているため、緊急時にすぐ対応できるよう家から近い職場を選びました。
このような書き方をすると好印象です。ただし、それだけでは本当にその仕事に興味があるのか、やる気があるのか、戦力となれるのかの判断ができません。
ライバルと差をつけるため、プラス1つ、採用担当者の心に響く動機を付け加えてみましょう。
例として1つ、おすすめの書き方をご紹介します。
おすすめの「志望動機」例文
採用担当者は、志望動機からその人の仕事に対してのやる気、何ができるか、真面目に働いてくれるかを判断します。
もしも応募した理由が適当だったら、「うちじゃなくてもいいんじゃない?」「すぐ辞めてしまうかも?」と判断され、落とされてしまうかもしれません。
やる気があること、この仕事を選んだ理由、などを書くようにしましょう。
未経験の職種に就きたい場合は、今までの経験の中からその仕事に活かせる部分を見つける
どんな仕事でも、共通の業務はあるはずです。例えば電話対応、接客、パソコン入力などが当てはまります。
少しでも即戦力になれる部分があるというアピールをすれば、他の応募者との差をつけることができ、「うちでも頑張ってくれそう」と判断され、未経験でも採用されやすくなります。
例文
事務職の経験はありませんが、デパートで働いた経験があり、発注業務をしていたのでパソコン入力は問題なくできます。また、電話対応や接客には自信があります。これまでの経験を活かし、早く仕事を覚えて貴社で戦力となれるよう頑張りたいと思います。
このように、過去の経験を新しい仕事に結び付けてみて下さい。どんな小さな事でもいいのです。必ず共通の業務が見つけられるはずなので、これまでの経歴を振り返ってみて下さい。
面接で気をつけるべきチェックリスト
履歴書は書けた、ついに面接!という時に、気をつけるべき重要なポイントを押さえておきましょう。
①身だしなみが印象を決める
人の印象は見た目が9割、なんて言われていたこともありましたね。決して大げさな数字ではないと思います。
面接における身だしなみはとても重要です。普段あまり気にしていない方も、この3つだけは心がけてみて下さい。
・髪は長ければ一つに束ねる、アホ毛が出ていればワックスで抑える
・メイクはナチュラルに。自然なリップカラーで
・服装は指定がなければ無地のシャツやブラウス、長めのパンツかスカートで。余計なアクセサリーはつけないこと
②挨拶はしっかり目を見て
身だしなみの印象をクリアしたら、次に見られるのはその人の人柄です。
初めて面接担当者に会ったとき、まずは目を合わせて大きな声で挨拶しお辞儀をしましょう。
これは当たり前の事ですが、第一印象を決めるとても重要な行動です。その後の面接のやりやすさが変わってきます。
なあなあで終わらせてしまう人が多いので意識してみて下さい。
そして、面接でもなるべく相手の目を見てはきはきと、笑顔で喋るように心がけましょう。
帰り際は、「本日はありがとうございました、よろしくお願いいたします」と必ず挨拶で締めくくりましょう。
まとめ
「主婦のパート志望動機に、家から近いという理由はOK?」についてお話ししてきました。要点をまとめると、
・志望動機に「家から近いから」は有利、さらにプラス1つポジティブな理由を付け加えるとベスト
・過去の経験を活かして、この仕事の役に立てる部分をアピールする
この2点を意識して、履歴書を書いてみて下さい。面接の時間は限られています。その中で、どれだけプラスの情報を伝えられるかで合否が変わってきます。
どんなに小さな事でもいいので、自分を採用すればこんなに良いことがありますよ、とアピールをしてみて下さい。

