「パスコ」シリーズで知られる、敷島製パンの人気食パン「超熟」の中に、ねずみの一部が混入していたことがわかりました。
そして、「超熟」シリーズあわせて10万4000個を自主回収すると発表しました。
回収の対象となるのは、
消費期限が5月7日から11日までの、「超熟山型5枚スライスと超熟山型6枚スライス」です。
どの部分が入っていたとしてもぞっとしますが、「一部」とは何なのか、気になりますよね。
この記事では、今回の混入事件について詳しく調査してみましたので、最後まで読んでみて下さいね。
超熟に混入したねずみとは?
超熟に混入していたねずみの一部が見つかったきっかけは、消費者からのメールによる問い合わせでした。
「パンの中に、5cm程度の黒い塊が入っている・・・」
かなり大きい塊のため、どんな人でも違和感に気づくとは思いますが、気づかずに食べていたらと思うと怖いですね。
そこで調査を進めたところ、小動物らしきものの混入が確認されました。
さらに調査が進むと、この小動物の正体は「クマネズミ」だったことが判明。
あまり聞きなれない名前ですが、クマネズミとはどんなネズミなのかというと
成体の大きさは約20cm。
本州に広く分布しており、都市部でも建造物や屋根裏に生息しているよくいるネズミのひとつです。
今回の超熟が生産された工場は名古屋にあり、工場近辺に生息していたクマネズミが製造過程で混入してしまった可能性があります。
ねずみのどの部分が混入していた?
現在まで、ネズミのどの部分が混入していたのかははっきりと公表されていません。
5cm程度の黒い塊となって混入していたので、体長が約20cmのクマネズミだと
頭部、胴体、下肢のいずれかなのでしょうか。あまり想像したくはありませんが・・・
問い合わせの段階で「黒い塊」ということしか分からなかったのであれば、パッと見て分かる形ではなかったのかもしれません。
どの製造工程で混入したのかは現在調査中だと思われますが、
そして、そのまま気づかれることなく焼き上げ、スライスされ、販売されてしまったのではないでしょうか。
いずれにしても、生き物や異物が混入することは厳禁ですので、今後は徹底的に管理してほしいと願っています。
まとめ:超熟に混入したねずみの一部とは?どの部分が入っていたのか調査
超熟に混入したねずみの正体は、クマネズミという日本によく生息している種類のネズミということが判明しました。
ただ、そのクマネズミのどの部分が混入していたのかは公表されていません。
以前、セブンイレブンでおにぎりにゴキブリが混入していたニュースもありましたが、
食品を製造する工場においては特に、今後はこのような異物が混入しないように、徹底管理してほしいと思います。